ゆるキャラの「中の人」はけっこう激務

ゆるキャラの「中の人」はけっこう激務

時々「ハローワークインターネットサービス」で全国の求人を検索してみることがあるのですが、たまに各地のゆるキャラに関連する仕事を見かけます。
以前、某県の人気ゆるキャラの所謂「中の人」の給料が安すぎる、とネットで話題になったことがありますが、実際の求人を見てみても非正規雇用で待遇もそれほど良くないものが多いです。

 

たとえば、とある地域のゆるキャラも月給12万円の自治体臨時職員で、任期が満了すれば「中の人」は別の人に代わります。
イベントがあるたびに地元各地に出没して可愛らしい仕草で住民に愛想を振りまき、時には他の地方へ出張したり、ゆるキャラ同士が競う運動会イベントなどに参加することもあるでしょう。

 

皆に歓迎され、可愛がられていいじゃないかと思える面もありますが、「中の人」は結構命がけです。
これは実際に目にした例ですが、真夏の屋外ダンスイベントでゆるキャラが30分おきに激しいダンスを踊る企画があった時は、休憩時間の控室ではトランクス一丁の「中の人」が身を投げ出すように倒れており、ペットボトルの水を浴びるように飲むばかりか実際に浴びていました。
たとえ薄着でも炎天下でダンスを踊ると熱中症のリスクが高まるというのに、分厚い着ぐるみを着て何度も踊ったら…想像しただけでも大変です。

 

他にも滑りやすい場所でのショーでゆるキャラが転んでしまい、なかなか起き上がれなくなっていたのも見たことがあります。
着ぐるみでいくらかは衝撃が防げるかと思いますが、起き上がれないからといってその場で脱いでしまうわけにもいかないので、こちらも大変です。

 

見る者に夢と愛想を振りまく可愛いゆるキャラたちも、着ぐるみ一枚はがせば私たちと同じ労働者。
人々に愛されるやりがいを取るか、待遇を取るか…日本全国のゆるキャラの「中の人」たちの本音を聞いてみたいところです。